水素水とは?活性酸素と活性水素について

投稿日時:2011.8.5

h2o

以前ブログで書きましたが、
「みのもんたの朝ズバッ!」で紹介されてから活性酸素を除去する!心筋梗塞を予防する!として今、水素水に非常に注目が集まっていますね。

水素水が体にいい! とゆわれてもあまりよくわからない…という方がたくさんおられると思うので、詳しく紹介したいと思います。

活性酸素とは??

私たちが口から食べたものは、肺からとった酸素で燃やして、生きていくために必要な代謝をおこなっています。このときに燃えカスとして2%の活性酸素ができるといわれています。
また、呼吸だけではなく、激しいスポーツやタバコ、紫外線、そしてストレスを受けた時にも活性酸素は発生します。

酸素のあるところに必ず酸化は起こりますから、サビが発生し、やがてはものを劣化させる原因になります。
活性酸素は、もともとは自分のからだを守るために発生するものですが、体内に侵入した細菌等と白血球などの免疫細胞が戦うときの武器となり、体内に入り込んだウィルス、細菌、カビなどを退治して、感染症にならないように防いでくれています。

しかし、必要以上に活性酸素ができてしまうと、その強い酸化力で、逆に、正常な細胞、細胞膜、更にはDNAに攻撃をかけ、破壊します。また脂質も酸化してしまうので、過酸化脂質ができ、新陳代謝が衰えます。
また自律神経にも乱れが出て、免疫機能も低下します。
そして、ガン、心筋梗塞、脳卒中、糖尿病、アレルギー、アトピー、白内障 等様々な病気に関与し、また原因となり、また老化のスピードを早めるのです。

また、皮膚のハリや弾力を左右する線維(コラーゲン・エラスチン)にも影響し、肌の老化も促進してしまいます。

活性水素とは??

私たちが「水素」というとき、それは分子水素「H2」を意味しています。 分子水素「H2」は、2コの原子水素から作られますが、その原子水素「H」は、大変強力な還元作用を持つので、「活性水素」とも呼ばれています。
林 秀光博士の学説では、この「活性水素」は活性酸素を効果的に還元( 消去 )するとともに、自らは活性酸素に酸化され、その結果、無害な水( H2O )になる抗酸化物質だと言われています。

水素水ツクルーノの開発者、林秀光医学博士の解説によると…

林博士によれば、この地球上で原子の状態で存在する、または存在できるものはほとんどないため原子水素( 活性水素 )を体外から取り込むこともほぼ不可能だということです。
しかし、分子水素を豊富に含んだ水(水素水)を飲むことで、私たちの体内にある水素分解酵素が、私たちの体内で(活性酸素が私たちの体内で生成されるのと同じように )活性水素を生成する可能性があるのです。

活性水素は、強力な還元作用( 酸化された物質を元に戻す作用 )を持っているので、強力な酸化作用を持つ活性酸素と結びつき、水( H20 )にしてしまいます。 ただし、水素( H2 )自体も大変軽いため、水の中で常に発生・溶解させ続けなければ、活性水素の前に、水素自体を、体内に確実に取り込むことは難しいでしょう。

もちろん、活性水素以外にも、抗酸化物質は存在します。( ビタミンC、A、E、ポリフェノール、βカロチン、SDO様食品 等 )しかし、それらは確かに活性酸素を還元するのですが、還元した後、そのもの自体が、新たな酸化物質になってしまう ことが懸念されています。

そもそも病気は遺伝子の中のDNAの異常状態(非正常状態)のことを意味します。そしてこのDNAの異常状態を引き起こすのが活性酸素による酸化障害なのです。従って、活性酸素の酸化障害を阻止してやれば、無傷でいられる、つまり病気の発生を未然に阻止できるということになるのです。

すでに病気になってしまった場合にはDNAの複製という現象があります。
これはDNAは絶えず複製を行って遺伝子自身を新しく作り変えていることを意味します。したがって、たとえすでに異常をきたしているDNAといえども、何回かの複製を繰り返すうちにはやがて正常のDNAに戻る可能性が残っているといえるのです。
いわゆる新陳代謝と呼ばれているものですが、この際にホメオスティシスすなわち恒常性機能が働いているのです。つまりDNAが本来の正常状態に戻ろうとする働きです。

したがって、DNAが新しく生まれ変われば病気は治ることになる。少なくても理論的には治らない病気はありえない、ということになります。

―― 『水で病気が治る理由』 ロングセラーズ 医学博士 林秀光 著